何の意味もなく、頭の中でカウントダウンをしてみる時がある。
十から始まる時もあれば、いきなり三から始める時もある。
数の間隔もバラバラで「じゅ~~う」「きゅ~~う」「はち、なな、ろく」「ご~ぉ」と「ゼロ」と終わる時もあれば、時計の秒針の動く音に合わせてカウントダウンする時もある。
何の意味もないのだけれど、「ゼロ」の瞬間に辺りを見回し、耳を澄ます。
すると不思議なことに何かが起こる。
家の中に居る時には、サイレンや車の音が聞こえてきたり、スズメが飛んできたりする。
外に出た時には、信号が一斉に変わったり、誰かが転びそうになる所を見かけたり。
何でもない、日常的でありふれたことなのだけれど、なかなかの確率で、そんなものを見つけたり聞いたりするのだ。
本当に些細なことなのだけれども、「ゼロ」の瞬間には何が起きるかと、ちょっと楽しい気分になる。
でも、もちろん、いつも何かが起きるとは限らない。
そんな時には、こう思うのだ。
世界は広い。今、この瞬間にどこかの国の誰かがおならをしたかもしれない。何かの動物が子供を産んだかもしれない。どこかで虫が踏み殺されたかもしれないし、象が水を浴び、ミミズが捕食されたかもしれない。木の葉は風にそよぎ、あるいは伐採され、どこかでは雨がやんで虹が架かっているかもしれないのだ。
どうです?
ちょっと試してみたくなったでしょ?
そんなこともないのかな。
試してみたくなった方は、一度、やってみて下さいな。
大事なのは自分のタイミングで数を減らすこと。
でもね、ひとつ注意して下さい。
カウントダウンをしている間、そのことに意識を集中していると、いろんなものを見失います。
だって、数を減らしている瞬間瞬間にも、世界は動いているのですから。
本末転倒でしょうか?
でも、それくらいが調度良いのかもしれませんよ。
人が一生のうちにできることは限られているんです。
ひとつひとつ、目の前に立ち塞がる障害を越えていくしかないんです。
疲れて迷い、嘆いた時こそ「ゼロ」の心境になって、周りを見回してみましょう。どこか抜け道があるかもしれません。
自分の一番心地良いタイミングで、数を減らすんです。
ゆっくりでも良いから、確実に。
十から始まる時もあれば、いきなり三から始める時もある。
数の間隔もバラバラで「じゅ~~う」「きゅ~~う」「はち、なな、ろく」「ご~ぉ」と「ゼロ」と終わる時もあれば、時計の秒針の動く音に合わせてカウントダウンする時もある。
何の意味もないのだけれど、「ゼロ」の瞬間に辺りを見回し、耳を澄ます。
すると不思議なことに何かが起こる。
家の中に居る時には、サイレンや車の音が聞こえてきたり、スズメが飛んできたりする。
外に出た時には、信号が一斉に変わったり、誰かが転びそうになる所を見かけたり。
何でもない、日常的でありふれたことなのだけれど、なかなかの確率で、そんなものを見つけたり聞いたりするのだ。
本当に些細なことなのだけれども、「ゼロ」の瞬間には何が起きるかと、ちょっと楽しい気分になる。
でも、もちろん、いつも何かが起きるとは限らない。
そんな時には、こう思うのだ。
世界は広い。今、この瞬間にどこかの国の誰かがおならをしたかもしれない。何かの動物が子供を産んだかもしれない。どこかで虫が踏み殺されたかもしれないし、象が水を浴び、ミミズが捕食されたかもしれない。木の葉は風にそよぎ、あるいは伐採され、どこかでは雨がやんで虹が架かっているかもしれないのだ。
どうです?
ちょっと試してみたくなったでしょ?
そんなこともないのかな。
試してみたくなった方は、一度、やってみて下さいな。
大事なのは自分のタイミングで数を減らすこと。
でもね、ひとつ注意して下さい。
カウントダウンをしている間、そのことに意識を集中していると、いろんなものを見失います。
だって、数を減らしている瞬間瞬間にも、世界は動いているのですから。
本末転倒でしょうか?
でも、それくらいが調度良いのかもしれませんよ。
人が一生のうちにできることは限られているんです。
ひとつひとつ、目の前に立ち塞がる障害を越えていくしかないんです。
疲れて迷い、嘆いた時こそ「ゼロ」の心境になって、周りを見回してみましょう。どこか抜け道があるかもしれません。
自分の一番心地良いタイミングで、数を減らすんです。
ゆっくりでも良いから、確実に。
PR
この記事にコメントする